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住宅性能評価 事例読本

静岡

CASE13 長期 こだわりの2つのリビング 静岡県・木造・N様邸 家族構成:夫婦+子ども1人+父母

親子三代にわたって長く住めるように

数年前に結婚し、昨年は娘が誕生。家族構成が変わったのを機に、一階は親世帯、二階は我々子世帯の二世帯住宅を新築しました。内階段でつながっていますが、水回りやリビングは各階に作りました。とくにリビングはそれぞれ特徴があります。
親世帯はリビングと和室を一続きにしてくつろげるように、友人が集まることの多い子世帯は天井を高く、梁を外に出して奥行きのあるスペースを確保しました。窓の配置などを工夫したため、同じ場所にあった建て替え前の家よりも日当たりが良く、風も通って気持ちいい。
この地に長く住みつづけたいと願う私たちにとって、建てっぱなしではなく、長期にわたるメンテナンスの計画があることも、大きな安心材料になっています。

ギャラリー

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施工会社担当者より

シズカホーム 担当 新名さん

長く住んでいただくための工夫を詰め込みました

シズカホーム 担当 新名さん

N様のお宅は、構造、内装ともに地元・静岡の木を使い、丈夫な家に仕上げました。長く持たせるにはメンテナンスも大切。一階と二階の水回りの位置を揃えることで、点検や修理をやりやすくするなど、随所に工夫をしています。長期優良住宅認定制度は基準の物差しがレベル表示されるので、施主様は比較ができ、住まいに対する意識が高まります。
同時に設計者側の責任感や達成感も強くなる。その結果、全体的な住宅性能の向上が図れているのではないでしょうか。

ポイント

住宅は、まちなみの重要な構成要素になります。
「この地に長く住み続けたい—」と考えるとき、周囲のまちなみとの調和を考えることはとても大切になります。長期優良住宅認定制度の認定に当たっては、「良好な景観の形成その他の地域における居住環境の維持及び向上への配慮に係る事項」という項目があり居住環境等への配慮が求められます。

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