新潟
好みのデザイン、
家族にとっての心地よさ
住宅見学会で多くの家を拝見しましたが、素敵だけど、どれも同じように見えました。洋風の内装が理想でしたので、物足りなさを感じたのです。私はデザイン関係の仕事をしていたので、それなら自分で考えようとスケッチからはじめました。
画像に資料、模型も作り、工務店さんに希望を伝えました。床材から壁紙、キッチン、バス、トイレ、照明なども取引メーカーのカタログ品ではなく、ネットで探し取り寄せました。クローゼットやキッチンのサイズも自分が使い易い奥行きと幅に調整。間取りも自分で描いた図面です。それら全てを満たしつつ長期優良住宅になるよう最終調整を工務店さんにして頂きました。こだわりと時間をかけたかいがあり、地中海プロヴァンス風イメージの心地よい家に仕上がりました。友人や来客の方たちからはリゾートホテルみたいと言って頂けます。
ギャラリー
施工会社担当者より
デザインと機能の融合
クリエイト 山田さん
弊社は長期優良住宅認定制度、または低炭素建築物認定制度が標準仕様。新潟県は近年三回も大きな地震があったので、一般水準よりも高い耐震性能を持つ長期優良住宅は安心感があります。さらにK様邸では地盤面から1.5メートルまで軟弱地盤のためセメントで補強。また豪雪地帯なので断熱性にも配慮しました。それらの機能面を損なうことなく、希望の内装を組み入れるように設計しました。細かいアイデアやデザインは全てK様のご考案によるものです。K様はただ好みを伝えるだけでなく、よく勉強もされておられましたので、間取り、デザイン、使い易さ、機能を上手に融合させることができました。
ポイント
住宅は、まちなみの重要な構成要素になります。
「この地に長く住み続けたい―」と考えるとき、周囲のまちなみとの調和を考えることはとても大切になります。長期優良住宅認定制度の認定に当たっては、「良好な景観の形成その他の地域における居住環境の維持及び向上への配慮に係る事項」という項目があり居住環境等への配慮が求められます。