神奈川
適正室温の保持による居心地の良さ
家の中心となるリビングは、祖父母から子どもまで家族一同が座れる空間にして、足をのばせる掘りこたつ式を組み込みました。キッチンもリビングと対面にして皆が向きあう形に。落ち着いた和風の内装に杉の板を張り巡らせたのですが、床が驚くほど柔らかく素足で歩くと気持ちいいです。屋根はご提案して頂いた耐熱性が高く雨風に強いガルバリウム鋼板にしました。それに合わせて外壁は青色を選びました。そして何よりも低炭素建築物認定制度を取り入れましたので、とにかく室内どこにいても温度があまり変わりません。さらに短時間の冷暖房で適性室温が長く続くことを実感させてくれます。省エネ効果は目に見えてわかり、光熱費は以前住んでいたところから比べてだんぜん安くなりました。夏涼しく冬暖かい体への優しさ、杉の香りによる心への癒し、家族団欒の心地良さに満ちています。
ギャラリー
施工会社担当者より
人にも自然にも優しい構造
竹駒工務店 黒羽さん
今までは良い物を作っても数値に表れなかったので、制度による目に見える評価というのはとてもいいです。低炭素建築物認定制度は省エネに直結しますから、お客様にも見える化としてその効果がはっきりわかります。
特にN様邸は全館空調にしたので、家全体の室温は急激な変化がなく、人にとって絶えず住み易い環境になっています。その構造はそのまま低炭素に繋がり、それは自然環境にとっても良い結果に繋がっています。
これからも全館空調をご希望なされるお客様には、低炭素建築物認定制度をぜひともお勧めしようと考えています。
ポイント
低炭素建築物認定制度の設計一次エネルギー消費量は次の計算で求められています。