埼玉
建物を囲む吹抜け構造は、
家族の息吹をどの部屋からでも感じられます
以前住んでいた賃貸マンションは狭く天井も低かったので、〝吹抜け〞と〝中庭〞を必ずつけたいと考えていました。吹抜けにすれば空間を広く感じますし、同時に陽射しが入ります。せっかく取り入れた光は無駄にせず、くまなく室内を回るよう上手に計画して頂きました。シンプルな色彩が好みでしたので白を基調にしたのですが、それがより効果的に明るさを演出していると思います。天井もより高く感じられます。
むろん機能面もこだわりました。特に私たちの子どもには喘息があるので壁への配慮が必要でした。エステート白馬さんは「外貼り断熱+ 発砲断熱」のW断熱を規格仕様としておりましたので、これは良いなと。高気密、高断熱、子どもたちが安心して長く暮らせる家――そこがお願いしようと思えた決め手です。さらに説明を受けると、住宅性能表示制度と長期優良住宅認定制度について教えて頂き、デザインと機能性を両建物を囲む吹抜け構造は、家族の息吹をどの部屋からでも感じられます立させるのにとても役立ちました。
建売住宅での購入は考えていなくて、注文住宅でと決めていましたので、そういった意味でも住宅性能表示制度と長期優良住宅認定制度は工務店を選択するうえで大きな助けとなりました。
設計の段階から、〝吹抜けがあって渡り廊下で各部屋が繋がっている〞というのは理解していたんですが、実際に住んでみると想像以上に家の中が見渡せる作りになっていて驚きました。ベランダからでも下の部屋が見通せるので、いつでも を見守れます。何気なく吹抜けを眺めながら食事ができるので、それは心の豊かさを育んでくれます。夜のライトアップでは、また違う姿が浮かび上がり、住む楽しさを実感させてくれます。門から玄関までのアプローチを長くとりましたので、来訪される方たちは「ここにもう一軒建てられる」とおっしゃいます。
もちろん断熱性能は抜群です。ゆとりある空間と吹抜けによる明るさに、毎日癒しの時間を頂いています。
ギャラリー
施工会社担当者より
長期優良住宅認定制度は、時代の流れであり、
ごく自然な家作りの制度だと感じています
エステート白馬 担当 横山さん
家の性能を保ちつつ、どれだけお客様の夢をかなえられるか、を強みに設計をしております。柔軟に意見を取り入れ、時代の流れに敏感になり、総合的な良さの家を構築すること。それには広い範囲での勉強と様々な工夫を施す必要があり、型にはまったスタイルでは対応できません。お客様の好みと、もちろんコスト面も考慮しなければなりませんので、それを上手に両立させてくれる懸け橋が、長期優良住宅認定制度や住宅性能表示制度ではないかと思います。
お客様から「税制優遇を利用したい」というお問い合わせがあったことからも、長期優良住宅認定制度や住宅性能表示制度は時代の要望としてごく自然に求められていると感じています。国の補助として地域ブランド化事業があり、参加するためには、長期優良住宅認定制度や住宅性能表示制度はもちろん、低炭素建築物認定制度や耐震等級3の取得も、これから建築業界で生き残るには必然とも言えます。最初は現場検査、特に基礎部分などで混乱もありましたけど、一度やれば、これがこれからの時代の普通の施工だと納得できました。もちろん一番はお客様のためかどうか、ということですが、その意味においてもこの制度を使えば簡単にわかり易く説明できるようになりますので、むしろ安心して頂けます。そうなればお客様自身は、どんな間取りにしようか、どんな住み方にしようか、というところだけに意識が集中できますので、より理想の家に近づけると思います。
ポイント
空気にこだわりをお持ちというF様邸では、空気環境は最高等級の3を取得しています。住宅性能表示制度の空気環境には、ホルムアルデヒド発散等級という項目があり、居室の内装の仕上げ等に使用される特定建材からのホルムアルデヒドの発散量の少なさを表示しています。(ホルムアルデヒドはシックハウスの原因の一つとされています)