神奈川
コミュニケーションを生み出す家の造り
我が家は、リビングを中心に各部屋へと動線が伸びています。二階への階段はあえてリビングの中に。出かける時も帰って来た時も必ずリビングを通るため、おはよう、行ってきます、お帰り…さまざまな挨拶が飛び交います。声を聞き、顔を見て、今日は疲れているなとか、何かいいことあったのかなと、お互いを思いやりながら暮らせる家になりました。階段は子どもたちお気に入りの遊び場にもなっていて、椅子代わりにしたり、手すりをジャングルジムにしたり、後ろに回ってかくれんぼしたり。
見通しのいい格子状の手すりにしたおかげで、リビングのどこからでも親の目が届きます。全員で入れる広めの浴室も、大切なコミュニケーションの場になっています。
ギャラリー
施工会社担当者より
限られた予算でも工夫をこらして認定を受けた家
近代ホーム 担当 杉山さん
I様は新築するにあたり、公的な機関における住宅の性能評価を希望。家づくりに使える予算内で、家族が希望する性能を実現できる低炭素建築物認定制度を勧めました。この認定を受けようとする場合、エネルギーを作り出す太陽光パネルの設置という手法で基準をクリアすることが多いのですが、I様邸では太陽光パネルは設置せず、高効率給湯器の導入や断熱性能のアップなどエネルギー消費量を徹底的に抑える方法で認定を取得しています。
ポイント
低炭素建築物認定制度の認定基準の一つとして、一次エネルギー消費量が指標とされています。I様邸の一次エネルギー消費量は、次のとおり751MJ/(m2・年)。お住まいの地域の低炭素基準829MJ/(m2・年)より少なく、☆☆☆となっています。