念願かなった吹き抜けも高断熱のおかげで常に快適な空間に

空気環境すら変える高断熱には、想像以上の心地良さがあった

吹き抜けのあるリビング空間に中庭をつけることが夢でしたので、そこにこだわった構造の住宅にしました。
設計前に、吹き抜けは寒いからやめた方がいいよという意見を多くの人たちから聞かされたので少し迷ったのですが、高断熱なら大丈夫ですと工務店さんに教えて頂いて、希望通りにしました。
それでも住む前は寒いのかなと思ったのですけど、まったく寒くありません。高断熱は吹き抜けを考えている人たちにはお勧めですね。さらに高気密なので、夏もエアコンを三十分から一時間ほどつけただけで冷えます。あとはその涼しさが冷房なしでも持続します。
以前はマンションに住んでいたのですが、隙間風や結露がひどく、窓のゴムパッキンにカビができるのに悩まされていました。私の子供には喘息があるのですが、以前の住居だと季節の変わり目や寒い時期にその症状が顕著に出ていました。吸引器が必要なぐらいひどい咳で…。でもこの新居に住むようになってから、空気環境も良くなり喘息が出なくなりました。気が付けばいつのまにか良くなっていて…あれ、咳してないな、みたいな感じです。
想像していた以上の機能性と居心地の良さです。特にこだわった吹き抜けのあるリビングは明るく開放感があって、家族みんなのお気に入りです。子供たちも上階に部屋があるんですけど、いつもここで遊んでいます。主人は仕事から帰ってきて食事してその後はリビングでくつろいでいるとそのまま寝てしまい、朝になっていることもたびたびありますよ。
夜はライトアップして飲みながらと雰囲気もよくて満足しています。
吹き抜け構造や中庭が見渡せる大きなガラス張りという理想のデザインに、長期優良住宅の認定と耐震等級は３にしましたので耐久性への安心感もあります。ただ主人が見映えを気にするタイプなので、室内に余計なモノを置いたり洗濯物を干そうとすると雰囲気が壊れるからダメって言うことには、たまに困っています。

ギャラリー

施工会社担当者より

高断熱と耐震、これは弊社にとって最もこだわりのある事柄ではありますが、Ｆ様邸ではご主人様からのご要望により防犯面にもかなり力を入れました。
玄関ドアは金庫メーカーと共同開発された高次元セキュリティー製品を使用。窓は通常より高めの位置にして防犯ガラス仕様としました。
本当の住居の安心・安全には建築基準法に則しているだけではお客様を守る住まいとは言えないと思いますので、耐震、断熱はもちろんのこと、他にも様々な要素と側面があると考えて提案しています。住宅性能評価の選択項目にある「防犯」の基準を満たす性能を持つ家は、さらに安心へのグレードアップにつながる利用価値のあるものだと、お施主様には伝えていきたいですね。