山形
年を重ねても長く過ごせる空間
天井まで延びる本棚は収納面だけでなく、耐震性にも優れ、まさに一石二鳥
家族みんなが喜ぶ家を作って七年
今も、笑顔と幸せが満ちています
この家を建てて住むようになってから、家族一緒に過ごす時間が増えましたね。設計の段階から外装も内装も家族みんなで話合って決めたことが良かったのだと思います。特にリビングとキッチンの空間が好きで、それぞれ部屋があるのに、みんな自然とそこに集まります。キッチンはカウンター付きの対面式にしましたので、知り合いが来たときは料理を作りながら出しながらそして話ながらという、ちょっとしたおもてなしもできますので楽しいです。
こちらをお願いした事業者さんですが、展示会場に行ったとき、担当の方がまず説明されたのが家のスペックよりもライフスタイルでした。この空間ですごせば未来はこうした形で幸せになる、といった風に。ああこれは、家族の笑顔と幸せを売っているのだと感じました。
その上で、長期優良住宅認定制度などの安心を担保した制度もついてくるというお話しをされました。
昔、私は鉄道会社に勤めていたのですが、そのとき設備投資やメンテナンスの必要性を見ているので、それはあった方が良いということはすぐ理解できました。税制面でも優遇されますし、デザインとか間取りだけではなく長く住むための安心された住居ということでしたので、制度の活用を決めました。
すると建ててから二年ほどで、あの東北大震災が起こりましてね… 。地元(山形県)のこのあたりの地域は震度五ほどの揺れでしたが、私の仕事部屋兼書斎には約三千冊の本が並んでいるのですが、本棚が倒れることも、本が散乱することもありませんでした。家自体にも破損箇所はなく、構造上は驚くほど何の問題もありませんでした。
地震前は特別に意識していませんでしたが、安心安全が認定されているのは大事なことだなと改めて思いました。
デザイン重視でこだわることも楽しいし大切な要素だとは思いますけど、使っていてすぐに壊れてしまうのではどうしようもありませんからね。
この家に住みはじめて七年ほどですが、性能に関しては満足しています。蛇口の水漏れや配管のつまりといった付帯的なモノに問題が生じたことはありましたが、それも迅速に対応して頂けましたし、家そのものに問題は未だありません。
また、いずれ年を重ねていき家族構成や健康状態も変化していくので、その点も踏まえてこの家は作りました。私には娘がいるのですが、嫁いでこの家からいなくなったときは、じゃあ、私の仕事部屋をこう広くしてとか…今のこの家をベースに様々な夢を思い描いています。
それでも壊れない家はないわけですから…それなら長期優良住宅認定制度や住宅性能表示制度を上手に活用して、より長く楽しくすごせる家にした方が良いと思いますね。
もちろん性能だけでなく、住宅会社さんには扉を全て変えて頂いたりして何かとわがままを聞いてもらったところは多々ありましたが。それらも含んで理想の家ができたと思っています。
ここは七年たった今も家族が喜ぶ家です。
ギャラリー
長期優良住宅なので年月を経ても変化に対応し心地よく住める空間を意識。構造的にもとても安定しており、断熱性は高く、省エネ対策を実施。その上、ご家族皆様のご要望に基づき、未来の幸せに繋がる理想を追求した家。