平成19年度 建設住宅性能 評価書(新築)データ (共同住宅等)
4 維持管理・更新への配慮に関すること
4-2 維持管理対策等級(共用配管)
- 共用の給排水管・給湯管及びガス管の維持管理(清掃、点検及び補修)を容易とするため必要な対策の程度
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等級3 清掃、点検及び補修ができる開口が住戸外に設けられている等、維持管理を容易にすることに特に配慮した措置が講じられている 等級2 配管をコンクリートに埋め込まない等、維持管理を行うための基本的な措置が講じられている 等級1 その他 該当なし 等級1 等級2 等級3 合計 戸数 2,320 62,828 64,168 10,072 139,388 % 1.7% 45.1% 46.0% 7.2% 100.0%
共同住宅等の共用の立管や横主管について、維持管理のしやすさを評価するもので、例えば、分譲住宅の管理組合などを対象とした表示ということができます。
ここで取りあげている対策には次のものがあります。
- a. 構造躯体を傷めないで点検や補修を行うための対策
- 例)配管が貫通部等を除き、コンクリート等に埋め込まれていないこと
- b. 構造躯体も仕上げ材も傷めないで点検、清掃を行うための対策
- 例)適切な点検のための開口や掃除口が設けられていること
- c. 構造躯体も仕上げ材も傷めないで補修を行うための対策
- 例)適切な補修のための開口や人通口が設けられていること
- d. 専用住戸内に立ち入らずに点検、清掃及び補修を行うための対策
- 例)共用配管が共用部分、建物外周部、バルコニーなどに設置されていること
ここでは、上記全ての対策を講じたものを等級3 とし、a 及びb の対策を講じたものを等級2としています。等級が高くなるほど、より多くの対策が講じられていることを表しています。