令和元年度 建設住宅性能 評価書(新築)データ (共同住宅等)
4.維持管理・更新への配慮に関すること
4-3更新対策(共用排水管)
共用排水管の更新を容易とするための必要な対策
等級3 | 配管が共用部分に配置されており、かつ、更新を容易にすることに特に配慮した措置が講じられている |
---|---|
等級2 | 配管が共用部分に設置されている等、更新を行うための基本的な措置が講じられている |
等級1 | その他 |
該当なし | 等級1 | 等級2 | 等級3 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|
戸数 | 1,260 | 78,814 | 1,592 | 246 | 81,912 |
% | 1.5% | 96.2% | 1.9% | 0.3% | 100.0% |
共用排水立管が設置されている位置
イ.共用廊下に面する共用部分 ロ.外壁面、吹き抜け等の住戸外周部 ハ.バルコニー ニ.住戸専用部 ホ.その他
イ | イロ | イロハ | イロハニ | イロハニホ | イロニ | |
---|---|---|---|---|---|---|
戸数 | 9,948 | 28 | 9 | 1,140 | 2,366 | 1,098 |
% | 13.0% | 0.0% | 0.0% | 1.5% | 3.1% | 1.4% |
イロニホ | イロホ | イハニ | イハニホ | イニ | イニホ | |
---|---|---|---|---|---|---|
戸数 | 951 | 721 | 2,027 | 2,698 | 15,838 | 13,819 |
% | 1.2% | 0.9% | 2.6% | 3.5% | 20.7% | 18.0% |
イホ | ロ | ロハニ | ロハニホ | ロニ | ロニホ | |
---|---|---|---|---|---|---|
戸数 | 3,445 | 718 | 76 | 602 | 1,628 | 273 |
% | 4.5% | 0.9% | 0.1% | 0.8% | 2.1% | 0.4% |
ロホ | ハ | ハニ | ハニホ | ニ | ニホ | |
---|---|---|---|---|---|---|
戸数 | 2 | 1 | 384 | 2,225 | 8,711 | 7,618 |
% | 0.0% | 0.0% | 0.5% | 2.9% | 11.4% | 9.9% |
ホ | 合計 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
戸数 | 242 | 76,568 | ||||
% | 0.3% | 100.0% |
共同住宅等の共用排水管について、更新工事のしやすさを評価します。ここで取りあげている対策には次のものがあります。
- a. 構造躯体を傷めないで共用排水管の更新を行うための対策
- 例)共用排水管が、貫通部を除き、コンクリートに埋め込まれていないこと
- b. 専用住戸内に立ち入らずに共用排水管の更新を行うための対策
- 例)共用排水管が共用部分、建物外周部、バルコニーなどに設置されていること
- c. 共用排水管の更新時における、はつり工事や切断工事を軽減するための対策
- 例)分解可能な排水管の使用や新しい排水管の設置スペースをあらかじめ設けておくなど
ここでは上記の全ての対策を講じたものを等級3とし、a 及びb の対策を講じたものを等級2としています。等級が高くなるほど、より多くの対策が講じられていることを表しています。
また、等級による表示以外にも、共用排水管の更新工事において重要となる共用排水立管が、住棟のどの部分に設置されているかを、以下のいずれかで表示します。
- イ.共用廊下に面する共用部分
- ロ.外壁面、吹き抜け等の住戸外周部
- ハ.バルコニー
- ニ.住戸専用部
- ホ.その他